2013年8月1日木曜日

Modern Architecture in Japan, Meijiseimeikan, Marunouchi of Chiyoda ward, Tokyo / 近代建築散歩、丸の内、明治生命館


古典主義建築の集大成とも呼ばれるこの明治生命館は、1930年(昭和5年)9月に、設計は岡田信一郎・捷五郎(兄弟)、構造設計が内藤多仲で起工し、1934年(昭和9年)3月31日に竣工しました。

何故、この建築が古典主義建築の集大成と呼ばれるかというと、モダニズム建築の傑作と称される東京中央郵便局が前年に竣工しているからです。以降、古典主義建築は影を潜め、モダニズムが台頭してきます。

東京中央郵便局、Wikiより。素晴らしい写真です。
2001年から改修工事が行われましたが、30階建ての新しいビルと一体化することで、この古典主義の集大成である歴史遺産が残されることになりました。

30F建ての新ビルと共に
おかげで、お堀端の景観は、高さ百尺で統一された美しいものとなっています。


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