2013年6月24日月曜日

One Hundred Famous Views of Edo by Hiroshige Utagawa, Spring No.41 "Hachiman Shrine in Ichigaya"

Painted by Hiroshige in 1856 - 1858
Photo by myself in 2013
JR市ヶ谷駅を降りて靖国通りに向かう橋の途中からの構図です。商談で市ヶ谷駅付近のお客様に訪問後、撮影しました。ほぼ、広重の構図と同じと思います。雰囲気が出てますね。

今は高いビルが立ち並び、市ヶ谷亀ヶ岡八幡は全く見えなくなってしまいました。私のポリシーとして、本当なら、桜の季節に撮影に行くのですが、ここは八幡様が全く見えないことが分かっていたので、桜の季節に撮らなくても良いだろうと思い、今の撮影でした。

外堀は当時のまま残っています。現在の靖国通りが、広重が描いている通りで、当時は、八幡様の門前町、盛り場だったのですね。通りを行き交う人々、店、桟敷も描かれています。

この道を外堀沿いに西に進むと、四谷見附御門となり、そこからは新宿通り(R20)が西に延びています(東は半蔵門に繋がっている。)。直ぐに新宿御苑に出ますが、その辺りは甲州道中第一の宿、内藤新宿です。ここは今の歌舞伎町に連なる盛り場でした(おかげで、元祖甲州道中第一の宿だった高井戸宿[私の住まいの近く]は、衰退の一途で今は何もありません。)。

ここ市ヶ谷の八幡町から四谷、内藤新宿までは、男衆の夢の町、盛り場ストリートだったのかもしれません。

Map of 1858

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