浦東10年、外灘100年、七宝1,000年
と、いう言葉が上海にはあります。
五代十国時代に、この地に七宝教寺が開山し、その周りに町が形成されていったことで出来た七宝。五代十国時代は907 - 960年ですから、1,000年の歴史があるということになります。
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北街と南街を結ぶ塘橋、1519年架橋。奥に見える塔が七宝教寺。 |
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七宝老街入口 |
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北街 |
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南街、いつもいつもスゴイ人 |
七宝のような長江流域の湿地帯の典型的な水郷老街は、蘇州などありますが、完全に観光地化していて人々の生活圏とは切り離されています。
が、七宝は、昔ながらの人々の生活が残っていて、それがそのまま観光地になっています。
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路地、北街を歩いていると左右にこのような路地があり人々が生活している。 |
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うだつが残る家々 |
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路地② |
そんな、1,000年の歴史を誇る、明・清時代の町並みが残る七宝ですが、忽然とゴシック建築が現れます。
1866年に上海の神父が建てた七宝天主堂です。1866年というと、
前々回御紹介した宋三姉妹の父、宋耀栄がアメリカに渡る前ですから、それ以前に、租界の外にこのような教会があったというのは非常に興味深いです。
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忽然と現れる、七宝天主堂(1866年) |
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天主堂の内部 |
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