それと、これは少しマイナーですが、京王井の頭線の池ノ上駅も知っている方いらっしゃると思います。
池尻という地名は全国各所にありますが、元々、池の尻、つまり、池から川に変わる部分、アウトレットの意味です。
地形図を見てみましょう。
池尻の地形図 |
北沢川・烏山川合流点 左が烏山川、右が北沢川、後ろが目黒川 |
目黒川になった後、東に徐々に目を転ずると、何か気付きませんか?
徐々に谷の幅が狭まっているんです。R246を過ぎた辺りから、等高線の間隔が短くなってますよね。
二つの川が合流し、その後、直ぐに川幅が狭くなる。水の流れはJammingを起こし、溢れ、池になりますよね。
だからここは池尻なんです。
地形図から、池跡を想定してみました。
より大きな地図で 池尻、池ノ上 を表示
現在地図の上部にあるポイント、これは池ノ上駅です。池の北側なので池ノ上。このことからも、池尻には嘗て池があったことが分かります。
現在地図にポイントした眺望ポイントから想定される池跡の眺望 |
池ノ上駅 眺望ポイントを北上すると滝坂道に出る。この道は江戸期から既にあった古道。滝坂道を西に行き淡島通り交番を過ぎると都道420号が右から合流する。それも古道でそれを北上すると池ノ上の駅に出る。 |
池ノ上駅からは森厳寺へ抜ける古道を使ったが、古道らしく、庚申様が祀られていた。 又、国登録有形文化財の富士見ヶ丘教会の場所も分かった。富士見ヶ丘教会については、後日近代建築散歩でご紹介することにする。 |
今回のルート
より大きな地図で 池尻、池ノ上サイクリングルート を表示
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