日蓮宗宝樹山常在寺 |
常にそこに在る寺、ありがたい。
身延山久遠寺の末。開山は忠善院日純聖人で永正3年(1506)8月、開基は大平出羽守の娘、吉良頼康の妻、常盤御前、法号宝樹院殿妙常日義大姉「大永3年(1523)4月13日卒。
常盤御前といえば、世田谷には悲しい伝説が残る。ここ(http://www.okusawa.jp/sinkoukai/rekisi/okusawajyou/tokiwa1.htm)に詳しい。
1506年というと、吉良氏が扇谷上杉氏から後北条氏に乗り返しつつある頃。未だ江戸城も河越城も落としていない。警戒すべきは北、東だと思うが、ここ常在寺は世田谷城の南、室町期鎌倉道沿い。曹洞宗、真言宗てはなく日蓮宗であるし、頼康は、『法華嫌い』だったそうだから、世田谷城の砦として開山したというより、純粋に常盤御前が信心から開基したものとみる。
常在寺遠景、鎌倉道から続く参道から |
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